美人がやっている綺麗な心を作る「ジャーナリング」
コロナでまだまだ先の見えない世の中で、漠然とした不安を覚える瞬間も多いはず。おうち時間が増えているからこそ、1人の時間を意識的にとってジャーナリングをしてみましょう。
この記事ではジャーナリングとはなんぞや?というところからスタートした人のために、4つの柱でお送りします。
- ジャーナリングで得られる効果
- ジャーナリングのやり方手順
- 初めてでもやりやすいテンプレ
- 筆者がジャーナリングをした感想
最後まで読めば、自分で心を整えることができるようになるので、愚痴を言ったりモヤモヤを抱えて悩むことも減ります。実際にやってみて、心がほっとしたのでかなりオススメです。
ジャーナリングはノートとペンだけで始められる!
ジャーナリングは心に浮かぶ思いをありのままに書いていく作業です。「書く瞑想」とも呼ばれているくらい、自分と繋がる大切な作業なのです。
普段、ラインやメールで書くことから離れている人は、手を動かして自分の感じた気持ちを見える化する、というだけで「受け入れてもらえた」という安心感が沸いてくるはずです。
誰にも見せなくていいので、上手に書こうとしないで下さい。ちゃんとしたノートでなくても、チラシの裏で構いません。
ジャーナリングで得られる効果
- モヤモヤが晴れる
- 仕事の効率がアップする
- ストレス軽減
- 自己肯定感が上がる
- トラウマの緩和
- 幸せを感じやすくなる
- 表情が明るくなる
これ以外にも報告されている効果もあります。とにかく、やった人にだけ分かる心のスッキリ感は大きな価値があるといえます。
初めてのジャーナリングをする人のためのやり方手順
心にあることを書きだせばいいと言われても「何を書けばいいのか分からない」と止まってしまう人もいます。
初めてジャーナリングをする時には「誰かに見られるかもしれない」「こんなこと書いていいのかな?」と無意識に抑えてしまうこともあります。
普段、気持ちに蓋をしていたり、~しなければならないと気持ちを閉じ込めることが多かったりするとなかなか書けないものです。そんな時にこちらの質問テンプレを使って、自分に問いかけてみて下さい。
ジャーナリングのテンプレと書き方例
- 今日あった出来事は?
- 最近、印象に残っている出来事は?
- 今日の天気はどうだった?
など、こちらは一部の例として覚えておいて下さい。次に、質問について答えを書きます。
- 今日、あった出来事は?→満員だったのに、朝の電車で座れた!
質問の答えを眺めて、それについてどんな感情になったか、何を思ったか、さらに深堀してみます。
- 朝の電車で座れた!→嬉しかった!でも、あの時はラッキー!と思ったけど、席を必要としていた人がいたかも?嬉しかったけど、ちょっと罪悪感。
さらに質問の答えについて、なぜそう思ったのか?を書き出してみます。
- なぜ罪悪感があるの?→席を必要としている人がいるのに気づかずに座ったままスマホをいじっている人が注意されていて、こっちまで怒られているようないやな気持になったことがあった。
「そっか、私、あの時、いやな気持だったんだな、なぜか無性に悲しかったんだな」
こんな気持ちをイチイチ感じてても仕方ないから、大人だからスルーしていくしかない、自分はあぁならなければいい。なんて、感じていた気持ちに蓋をしていたことに気づけます。
もちろん、書いたから必ず気づきがあるわけではなく、気づきがないからダメというわけではありません。こうして自分の気持ちを掘り下げて見てあげることが大切なのです。
自分の気持ちを見てあげる習慣がつけば、本当になりたい理想像や自分が本当に大切にしているものなど、深いテーマについて書いてみるのもおすすめです。
ジャーナリングをするタイミングや時間は?
ジャーナリングをするタイミングとしては、決まったルールはありません。一人の時間をとって、落ち着いて書ける時間がベストです。
時間は、隙間時間のの5分間でも、寝る前の3分でも良いのです。とにかく、書く作業ができる一人の時間を確保することが大切です。
将来をテーマに書くなら、自然と気分が高揚する1日の始まりの方が捗ります。無理をして毎日続ける必要もありません。1週間に1回でもOK。
自分の心がモヤモヤした日だけでもいいので、定期的に心の掃除をする感覚でやってみて下さい。
ジャーナリングを実際にやってみた感想
誰にも見せないつもりで書いているので、かなり字が汚いです。参考になればと思って載せてますので、ご容赦ください。
この日は、理想の1日はどんな感じ?というテーマで書いてみました。どんどん理想が出てきて、書いた後に「いや、今の違ったかも」と斜線して消したりしてます。
ジャーナリングはこのように、今日会った出来事から将来どんな風になりたい?といった未来のことまで、自分と対話ができます。
本当はこんなことやってみたかったんだ!という気づきも、この世を去る直前ではなく「今」気づけた方がいいですよね。
私はこの時に書いたような生活を今送っています。続けていくと、自分の望みを邪念なく素直に書けるようになっていきました。私も最初は何も書けませんでしたが、今では、ジャーナリングをするのが楽しくなっています。
ジャーナリングは心のお掃除ができる世界一カンタンな方法!
上司に怒られた日、彼氏とケンカした日、漠然と不安になって眠れない日。ずっといい気分でいたいけど、いやな気持になる出来事は不意にやってきます。
そのたびに、モヤモヤした気持ちを押し込んだまま、見てみぬふりをしていたら…?そりゃあ無性にイライラしたり、やりきれない思いになったりしますよね。
大人になるほど「ここで感情的になっても仕方がない」と自分の気持ちを押し込めてしまいがち。
だからこそ、自分の気持ちをとことん深堀して観察してあげる、ジャーナリングがあなたを助けてくれるのです。大事な自分のために、1人の時間を作って心を整えていきましょう。
☆もっと詳しく知りたい人は、こちらの本がおすすめです。
「手で書くこと」が知性を引き出す 心を整え、思考を解き放つ新習慣「ジャーナリング」入門
☆誰かに見られるのがこわいから思い切り書けない!という人には、鍵付き日記帳がおすすめです。
ドラマ「ディアシスター」で石原さとみさんが使っていたのを見て、私も使ってました。こっそりカギを開けてノートに書くという、自分との儀式が楽しくなりました。