女の幸せは結婚。おばさんになったら終わり。女がちやほやされるのは若い時だけ。
いつの間にか、こんな呪いにかかっていませんか？
東京女子図鑑は、人生に迷った時、だれかが羨ましくなった時、あなたらしい人生に少しだけ背中を押してくれるドラマです。
女の幸せはどこにある？東京女子図鑑から見る女の幸せ
「その年でまだ1人なんて、いい人いないの？」
「いくつになったの？早く子ども産まないと後悔するわよ～？」
女性にとって、本当の幸せとはー。29歳の大晦日、一人で考えてみました。
女性として生まれたからこそできる特権を生かすこと？それだけが本当に幸せといえるのでしょうか。
男女平等が叫ばれ、女性の社会進出がめまぐるしくなり、今や離婚を経験している女性も少なくありません。
結婚したら旦那に一生尽くして家庭を守っていく。なんて、良妻賢母の時代はもうとっくに終わっているはずなのに。
この令和の時代に、まだまだ生きづらさを感じている女性は多いはずです。
東京女子図鑑は2016年のドラマですが、令和になった今でも共感する部分が多い作品です。1年後に見たら、また共感する部分が変わるのかもしれません。
それくらい、女性の一生にはたくさんの葛藤や悩みしがらみ、追い求めたい幸せが溢れているのだと。まざまざと見せつけられるドラマです。
AmazonPrimeVideoオリジナルドラマ【東京女子図鑑】は定期的に見たい傑作！
「人からうらやましがられる人になりたい」
東京女子図鑑は、秋田に住む女の子が夢にまで見た東京にやってきて、幸せを追い求めていく物語です。
水川あさみさんが主人公の23歳から40歳までを演じています。年齢が変わるたびにステータスや欲しいものが変わり、強欲になりふり構わずそれを掴みに行く。
主人公のたくましい姿を見ていたら「なんて素敵人生なんだろう！私もまだまだ強欲に生きていきたい！」と勇気をもらう反面、どこか危なっかしくて痛々しい部分も見えます。
「ほら、こんな風になるから私は今のままでいいんだ」なんて自分を納得させながら見てしまうシーンも(笑)共感しつつも、次はどうなるんだろうとハラハラする主人公の人生は最終話まで見逃せません。
ついつい止まらなくなってしまうので、一気見できる時間をとってから見ることをおすすめします。（1話20分ほどです）
私のいるべき場所はここじゃない。
東京、予約のとれないレストラン、代理店の彼氏、やりがいのある仕事、六本木ヒルズ、バージンシネマのレイトショー、一泊二日の箱根旅行、ハリーウィンストンの婚約指輪、幸せな結婚。
人生をコンプリートするためのアイテム。東京で生きる女性たちはロールプレイングの主人公さながら。
憧れの東京に思いをはせながら、雑誌で見た世界に飛び込んでいく主人公。
彼女は何を掴み、何を失っていったのか。
エンターテインメントというよりも、ドキュメントを見ているような臨場感。それはきっと、女性たちの本音が包み隠さず描かれているからでしょう。
東京に住むOLさんだけでなく、すべての女性の胸に刺さり、じんじんと胸に響く傑作です。
東京女子図鑑が見られるのはAmazonPrimeVideoだけですが、毎月500円で映画もドラマも見放題なので、おうち時間にかなり重宝します。
新規登録すると30日間の無料期間がついてくるのもお得でした。コスパ最高です。
