今日、やろうと思っていたことを、先延ばしにした。
昨日疲れたからと、午前中を二度寝にあて、起きたらお昼。
あまりおなかがすいていないからと、ろくにごはんも食べないまま、ぶどうとポテチ片手に(すごい組み合わせ)ベットに寝転びながらなんとなく見ていたパソコンの画面に目を奪われた。
【先延ばし魔の頭の中はどうなっているか】
まさに、今日のわたしの頭の中について語っている人がいるではないか!
TEDすげー!やっぱ海外ってすげー!
スピーチをしているティムさんは、最強の先延ばし屋だ。
そんな師匠が語る、わたしたちの頭の中は実にわかりやすく面白い。
日本語字幕で見るには、右下の吹き出しマークをクリックでJapaneseを選んでね。
動画を見るのをお勧めするが、めんどくさがりな人のために、
わたしの感想も交えて要約します。
先延ばし魔の頭の中には、3人の人物がいる。
- 自分(理性的意思決定者)
- すぐにご褒美が欲しいおサル
- パニックモンスター
まてまて、さらっとモンスターでてきとるやないかい。
3については気になるでしょうが、最後のお楽しみにとっておきます。
まず、自分とおサルについて。
ティムさんが先延ばし屋とそうでない人のMRIをとってくれるところを突き止めて、とってもらった画像がコチラ。
(笑)
すぐにご褒美が欲しいおサルは、なんとしても舵をとって邪魔をしたがる。
とにかく、ラクで楽しいことだけしたいおサル。
野性的な本能がわたしたちの中にはまだ残っている。
だからこそ、難しくてあまり楽しくないことをする(長期的に見て自分のためにできることを実行する)理性的意思決定をする能力が、人間には与えられた。
おサルに舵をとられるどころか、頭の中を侵略されている人は多くいる気がする。
ギリギリでいつも生きていたいからぁ~AHH~!ってKAT―TUNが歌っていたように、学生時代はわたしもまさにそうだった。(今もだろ)
夏休みの宿題しかり、挙句の果てにはやったけど持ってくるの忘れましたパターンまで。
先延ばし屋にはいろんな技がある。
でも、いつまでもおサルに舵をとらせておくわけにはいかない。
締め切りというデットラインが存在しているからだ。
ここで、パニックモンスターの登場。(どんな風貌かは上の動画を見てのお楽しみ♡)
先延ばし屋についてくれている守護天使がこのモンスターだ。
彼は普段は眠っている。
でも、かなりの危機に陥った時、目を覚ましてやってくる。
おサルの天敵は、このパニックモンスターなので、彼がやってくると一目散に木の上に逃げて、舵をとりもどすことができるのだ。
そうしてやっと、おしりに火が付き、寝ずに2日かけてレポートをかきあげたりしてなんとか事を納めることができる。
☆先延ばし屋の頭の中はこんなシステムで成り立っている。
実は、誰もが先延ばし屋
先延ばし屋には、2パターンある。
- 上の例のような、「締め切り」が存在する場合
- 締め切りが存在しない場合
会社の資料作り、学校のレポートなど、
短いスパンで締め切りがあるものは、パニックモンスターが登場してくれるが、
家族に会いに行く、結婚をする、健康な体を保つ、ダイエットをするなど、
特に締め切りのないものはおサルに舵をとられたまま、泣き寝入りすることが大半。
しかもこれは、誰かに直接的に迷惑をかけるということもないため、自分の中で静かに苛立ちとなり、消化されずたまりにたまっていく。
結果的にそれが将来への漠然とした不安や不満となるのだ。
一人の夜におそってくる寂しさや不安は、実はこれが原因であることが多いのだと思う。
自分が先延ばしにしていることを知る
正体がわかればもう怖いものはない。
自分の舵は自分が握ると決めること。
そして、人生に目標と期限を持つこと。
どんなに小さくても些細なことでも、笑われたっていい。
自分の人生は自分次第でいくらでも変わるのだ。
舵さえしっかり持って理性的意思決定を忘れずにいること。
1年後の自分を、5年後の自分を、90歳になった自分を想像してほしい。
自分がいま、先延ばしにしていることが、おのずと見えてくるはずだ。
ラクで楽しいことをしたいおサルに意識がうばわれてはないか、今の過ごし方にあてはめてみてほしい。
こんな偉そうに書いているわたしだが、冒頭で述べたようにみなさんと同じ先延ばし屋だ。
今回のスピーチのことは、いつか忘れてしまうだろうけど、このタイミングで聴いたKAT-TUNのRealFaceの感慨深さは印象的だった。
歌詞が絶妙すぎて!(笑)
ティムさんのスピーチを聞いた後は、KAT-TUNのRealFaceをセットでおすすめする。
からの、YouTubeスパイラルにハマって、おサルに舵をとられないようにね!(笑)
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