【検証】なぜ「3文字」に惹かれるのか
前回の素朴な発見から書いた3文字の名前についての記事では、
「潔さと合理的なものを無意識に感じているから、3文字の名前の人に惹かれるのではないか」という結論に着地した。
なぜ「3文字」に惹かれるのか。
詳しく調べてみると、予想以上の面白い結果になった。
3文字の名前
興味深い記事を見つけた。
大事なところを引用↓
東京商工リサーチは8月25日、「全国社長姓名調査※」結果を発表。それによると、日本一多い社長の名前は「鈴木茂」と「佐藤誠」(ともに163社)であることが分かった。東京商工リサーチは8月25日、「全国社長姓名調査※」結果を発表。それによると、日本一多い社長の名前は「鈴木茂」と「佐藤誠」(ともに163社)であることが分かった。
みなさんは、この人物を知っているだろうか。
藤田 田(ふじた でん、1926年(大正15年)3月13日 - 2004年(平成16年)4月21日)は、日本の実業家。大阪府大阪市東淀川区(現・淀川区)生まれ。輸入雑貨販売店「藤田商店」、「日本マクドナルド」、「日本トイザらス」創業者[1]。
日本マクドナルドの創業者が藤田田という名前の人物ということ自体知らない人が多いだろう。
長男の藤田元は株式会社藤田商店代表取締役社長、東京タワー蝋人形館館長。
次男の藤田完は藤田商店代表取締役副社長。
家族も3文字、ちなみに藤田田という名前の由来がこちら↓
母親がキリスト教徒だった事から、「口」に「十字架」で、よい言葉を語るように、という意味で「田」という名前になったとされている[2]。
在学時に経験した通訳のアルバイトでユダヤ人米兵の自由な生き方に触れて感動し、東大在学中の1950年(昭和25年)に輸入雑貨販売店「藤田商店」を設立。
ここで、ユダヤ人からたくさんのことを学ぶことになる。
この出会いが、後の大成功へつながる大きなカギとなった。
経営者としての顔のほか、著述家としての一面を持っていた。『ユダヤの商法 世界経済を動かす』 (1972年)はベストセラーになった。「78:22の法則」「ユダヤ教徒になれ」「金持ちから流行らせろ」などの主張を盛り込んだ。
この「78:22の法則」については、やりすぎ都市伝説にて「世界を支配する究極の法則」としてオリエンタルラジオのあっちゃんが語っている。
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この本にもその事が語られている。
小さくて薄いのにかなり勉強になる濃い内容だった。
藤田田と偉人たち
藤田田、太宰治。歴史的最強の遭遇が過去にあったというすごい事実。しかも太宰が亡くなる前夜とは。
高校生であった孫正義の訪問を受け、コンピューター関連を学ぶように助言した。後に成功した孫に食事に招待され、非常に感激し、孫の会社に自社パソコン300台を発注したという[8]。
知る人はほぼいないであろう、藤田田は孫正義の生みの親的存在。
3文字=成功者=合理的で潔い
こちらより引用↓
成功するということは、「自分が思っていること」「感じていること」「知っていること」と自分が「していること」を一致させることである 。
成功している人は思考と行為を一致させることが出来ているが、成功していない人は、一致させることができていない。
成功するには、成功と行為を一致させていくことが求められる。
まさに、合理的。
ジョブズのトレードマークである黒のタートルネックは、三宅一生デザインのもの。ジョブズが1980年代に盛田昭夫に案内されてソニーの工場見学をしたことがきっかけになっている。
三宅デザインのソニーの制服[46]に感心したジョブズは、三宅にユニフォームを発注して、アップル社の制服にすることを提案したが、これは受け入れられなかった。しかしこれを機にジョブズは三宅デザインの黒のタートルネックとリーバイスのジーンズ、ニューバランスのスニーカーを自分のユニフォームと位置づけ、毎日それだけを着続けるようになったという[47][48]。
また余計な選択肢で頭を使わないために服は同じものを何着も持っていた[49]。
ジョブズはまさに合理的。
こちらより引用↓
このときに潔い人は、
「仕方がない」「自分の実力不足」
と潔く現実と真正面から向き合うことができます。自分にとって都合の悪い現実に対して強い精神で向き合えるのです。
潔さは決断力の速さにも関係している。
成功者は考えをころころと変えるとよく聞く。
ジョブズのエピソードにもこんなものがあった。
しばしば何の予告もなしに、突然価値観を180度変えることもあり「3か月前に白が最高だと言っていたのに、今では黒が最高だと言い始め、理由はそれが今正しいからいいんだと、自身以外は納得のいくものは何も口にしない」と元社員は語っている[42]。
日本マクドナルド創業者の藤田田の人生観には潔さを感じる。
「最悪のあとには必ず最善がある。いかなる苦境にも屈しない強さを身につけていれば、おのずと道は開ける。人生は希望を6割達成できればまあまあいい。7割いけば上出来、8割できれば感謝すべきである」
わたしは成功者と聞くと、どこかひょうひょうとしていて器が大きいイメージが浮かぶ。
ここにはまさに、潔く合理的な生き方があてはまる。
だからこそ、わたしは無意識に3文字の名前に魅力を感じたのだろう。
みなさんは成功者について、どんなイメージを抱いているだろうか。
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